公務員になるメリットとデメリット

こんにちは、管理人です、

今回のテーマは、公務員として働くメリットとデメリットについてです。公務員を志望するか迷っている学生、転職を考えている社会人の参考にしていただければと思います!また、採用面接での受け答えのヒントにもなると思いますので、参考に是非どうぞ!

 

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【公務員のメリット】

公務員のメリットは、やはり「安定性」です。民間企業と違い、景気の変動によってリストラや倒産のリスクが無く、安心して働ける仕事です。

そのため、ローンが非常に組みやすいです。車を買う時、家を建てる時など、公務員は融資を受けやすく、会社員よりも高い金額を借りられたという話をよく聞きます。

安定性繋がりで言うと、給与も大幅に減少することはなく、年功序列方式に年々上昇する仕組みです。金額もそんなに悪くはなく、感覚的ですが、中小企業よりも高いと思います(業界にもよります)。

公式な昇任試験が整備されている所が多く、意欲のある人は平等に昇任するチャンスが設けられています。

有給休暇や特別休暇、産休、育休も勿論フルであります。また、万が一、病気休暇などを長期間使っても、職場復帰することが可能です。(公務員という立場上、身分が保障されているため、簡単にクビにはできません。)

やりがい面で言うと、公益を追求する仕事は公務員にしかできない所です。利益を追求する民間企業とは若干違い、利潤を出さずに、いかに効率的に市民の利益(公益)をあげるか、という視点で仕事をするので、社会貢献に直結する職業です。

これは地方自治体ならではですが、様々な仕事が経験できる点も魅力です。公務員は3〜4年で異動となるため、インフラ整備、産業振興、社会保障などあらゆる仕事を経験できます。

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【公務員のデメリット】

では次に、公務員のデメリットについてです。

まず第一に、どんな理不尽なクレームも丁寧に対応しなければならないことです。年齢や性別などで顧客層が異なる民間企業とは違い、行政は全市民を対象にサービスを提供しなければなりません。そのため、どんな意見やクレームも最初から最後まで丁寧に対処しなければなりません。しかも量は膨大で、税金泥棒と心ない言葉を言われるケースもあります。(公務員のことを良く思わない人たちが沢山います。)感謝されることもありますが、文句を言われることの方が多いです。その影響か、メンタルをやられる職員も一定数います。

給与面で言うと、そこまで高い金額はもらえません。大企業勤務よりも低く(業界にもよります)、公務員だけではお金持ちにはなれません。そういう面では、夢はないかもしれません。

また、身分を保障されている影響で、仕事をしない(できない)職員が一定数いるため、真面目に働く職員の負担が大きいです。しかも給与は年功序列のため、成果を上げても評価されにくいです。

さらに、公務員事務職として働いても、スキルが身に付かない点もデメリットです。なので公務員からの独立開業や転職は民間企業に比べて難しいです。

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【まとめ】

公務員の安定性や信頼性は魅力的ですが、世間の批判の対象となります。ある程度のメンタル面の強さを必要とする場面もあります。

しかしやはり、社会で絶対になくてはならない仕事です。私は市民の生活を支える公務員になって良かったと思っています!

興味のある方は是非、公務員試験を受けてみてはいかがでしょうか。