公務員になるメリットとデメリット

こんにちは、管理人です、

今回のテーマは、公務員として働くメリットとデメリットについてです。公務員を志望するか迷っている学生、転職を考えている社会人の参考にしていただければと思います!また、採用面接での受け答えのヒントにもなると思いますので、参考に是非どうぞ!

 

f:id:komuinnow:20210608081449j:image

 

【公務員のメリット】

公務員のメリットは、やはり「安定性」です。民間企業と違い、景気の変動によってリストラや倒産のリスクが無く、安心して働ける仕事です。

そのため、ローンが非常に組みやすいです。車を買う時、家を建てる時など、公務員は融資を受けやすく、会社員よりも高い金額を借りられたという話をよく聞きます。

安定性繋がりで言うと、給与も大幅に減少することはなく、年功序列方式に年々上昇する仕組みです。金額もそんなに悪くはなく、感覚的ですが、中小企業よりも高いと思います(業界にもよります)。

公式な昇任試験が整備されている所が多く、意欲のある人は平等に昇任するチャンスが設けられています。

有給休暇や特別休暇、産休、育休も勿論フルであります。また、万が一、病気休暇などを長期間使っても、職場復帰することが可能です。(公務員という立場上、身分が保障されているため、簡単にクビにはできません。)

やりがい面で言うと、公益を追求する仕事は公務員にしかできない所です。利益を追求する民間企業とは若干違い、利潤を出さずに、いかに効率的に市民の利益(公益)をあげるか、という視点で仕事をするので、社会貢献に直結する職業です。

これは地方自治体ならではですが、様々な仕事が経験できる点も魅力です。公務員は3〜4年で異動となるため、インフラ整備、産業振興、社会保障などあらゆる仕事を経験できます。

f:id:komuinnow:20210608193953j:image

【公務員のデメリット】

では次に、公務員のデメリットについてです。

まず第一に、どんな理不尽なクレームも丁寧に対応しなければならないことです。年齢や性別などで顧客層が異なる民間企業とは違い、行政は全市民を対象にサービスを提供しなければなりません。そのため、どんな意見やクレームも最初から最後まで丁寧に対処しなければなりません。しかも量は膨大で、税金泥棒と心ない言葉を言われるケースもあります。(公務員のことを良く思わない人たちが沢山います。)感謝されることもありますが、文句を言われることの方が多いです。その影響か、メンタルをやられる職員も一定数います。

給与面で言うと、そこまで高い金額はもらえません。大企業勤務よりも低く(業界にもよります)、公務員だけではお金持ちにはなれません。そういう面では、夢はないかもしれません。

また、身分を保障されている影響で、仕事をしない(できない)職員が一定数いるため、真面目に働く職員の負担が大きいです。しかも給与は年功序列のため、成果を上げても評価されにくいです。

さらに、公務員事務職として働いても、スキルが身に付かない点もデメリットです。なので公務員からの独立開業や転職は民間企業に比べて難しいです。

f:id:komuinnow:20210608194203j:image

【まとめ】

公務員の安定性や信頼性は魅力的ですが、世間の批判の対象となります。ある程度のメンタル面の強さを必要とする場面もあります。

しかしやはり、社会で絶対になくてはならない仕事です。私は市民の生活を支える公務員になって良かったと思っています!

興味のある方は是非、公務員試験を受けてみてはいかがでしょうか。

 

 

国家一般職の筆記試験当日の様子は?

f:id:komuinnow:20210609081119j:image

令和3年度国家一般職の1次試験(筆記試験)は6月13日。残り1ヶ月を切りました。ということで、1次試験当日の様子を振り返ってみます。実際に私が経験したことなので参考にどうぞ!

 

f:id:komuinnow:20210609081109j:image

 

【試験会場】

私の場合、試験会場は、自宅から1時間半以上かかる大学でした。駅からも少し歩いた記憶があります。また、初めて行く地で、遠かった印象が深いです。

教室はそんなに広くなく、受験者の教室の振り分けが細分化されてました。

他の試験と同様に受験者はもちろん全員私服(普段着)でした。襟付きの服を着た人から派手な服を着た人まで様々。ちなみに、スーツの人は1人もいませんでした。

 

【試験中】

たしか、午前に教養科目、午後に論文と専門科目でした。(間違えてたらすみません。)

印象的だったのは、トイレの為に途中退出することができたこと。他の職種の試験でも途中退出できるものもありましたが、国家一般職の筆記試験は時間が長く設定されていて時間に余裕があったので、印象に残っています。また、大きい会場ではなく比較的小さめの教室だったこともあり、退出しやすかったです。実際に私も、国家一般職の教養科目と専門科目で1回ずつトイレに行き、少し休憩に使いました。他の試験では時間の関係上や面倒だったこともあり、途中退出していません。

比較的途中退出しやすい国家一般職の試験では、問題を解き終わり、見直しもひと通り終わり、トイレに行って休憩をし、戻ってまた再度見直しをする、という流れは(時間があれば)おすすめです。

※上記の内容は3年前時点の内容です。現在の試験の内容と異なる可能性もあるので注意してください。トイレについては、試験開始直前に試験官から説明があると思いますので、それに従ってください。

f:id:komuinnow:20210609081137j:image

【まとめ】

以上、国家一般職の筆記試験の様子でした。

国家一般職の問題数は多いですが、解答時間も多く確保されているので、ある程度考える時間があります。そのため、日頃しっかり勉強していた人は成果が出やすいと思います。

情報量が少なくてすみません。思い出したらどんどん追記していきたいと思います。

質問などありましたら、コメントお願いします!

国税専門官の筆記試験当日の様子は?

f:id:komuinnow:20210609081220j:image

令和3年度国税専門官採用試験の一次試験は、6/6(日)と残りわずかとなりました。ということで、一次試験の当日の様子を記事にしました。実際に私が体験した様子なので、参考程度にどうぞ!

 

f:id:komuinnow:20210609081213j:image

 

【試験会場】

試験会場は、自宅から1時間程にある有名な大学でした。受験者は全員私服(普段着)。襟付きの服を着た人から派手な服を着た人まで様々。ちなみに、スーツの人は1人もいませんでした。構内は広くて受験者も多く、教室に着くまで少し迷った記憶があります。教室に入るととても広い講堂でした。着席し、試験が始まるまでテキストを読んでいました。

 

【試験】

試験が始まりました。どんな問題だったかは正直忘れてしまいました。

午前に教養科目、午後に専門科目と専門論文の試験だったと思います。(間違ってたらすみません。)

各問題を早く解けた人は早めに退出しても良い、みたいなルールがあり、ある程度の人数が早めに退出していました。私も専門科目で見直しが早く終わって早めに退出し、外でトイレに行ったり休憩していました。時間ギリギリまで解答を確認することも大事ですが、確実に見直しも早く終わったのであれば、早めに退出して頭を休めて次の試験に備えるのも良いと思います。また、次の専門論文で教室に入る時、なぜか整列して待機させられてた記憶があります。

試験内容で一つだけ覚えているのは専門論文。いくつかのテーマから選び解答するのですが、その中に「衆議院の解散について」があり、なんとなく得意な分野だったのでラッキーだと思った記憶があります。そんな論文ですが、早めに退出して早めに帰宅することもできたような気がします。(ただし、試験問題は持ち帰れなかったような...)私は最後までいた記憶があります。

 

【試験終了】

これで、国税専門官の筆記試験を無事終えました。私としては、警視庁、県警察、特別区の筆記試験を受けた後だったので、変に緊張しすぎないでリラックスして受験できました。ありがたいことに筆記試験に合格し、面接に望みました。(面接については今後別の記事でまとめたいと思います。)

f:id:komuinnow:20210609081242j:image

【まとめ】

いかがだったでしょうか。国税専門官の筆記試験は毎年6月に実施されており、複数回目の筆記試験という方も多いのではないでしょうか。初めての試験の方も。焦らずリラックスして試験に臨み、力を出し切ってください!

 

公務員はホワイト企業?ブラック企業?

今回は、公務員はホワイト企業なのか、ブラック企業かをテーマにしたいと思います。

まず前提として、国や地方自治体、部署によって大きく異なります。そのため、私が実際に働いている感覚や実際に見たり聞いたりした体験を元にお話しするので、あくまでも参考程度に。

 

f:id:komuinnow:20210610175232j:image

 

【残業時間はどれくらい?】

私の仕事の業界(「○○畑」とよく呼ばれます)は繁忙期とそうでない時期がはっきり分かれている部署です。繁忙期は月30時間程度残業しています。落ち着いている時期はほとんど残業ありません。もちろん残業代も出るので、個人的な感想ですが、この程度ならばホワイト企業ではないかと思います。

ちなみに私の部署は窓口はなく、とある事業の統括を仕事としています。また、他の部署から異動してきた同僚の中には、前の職場では一年を通して全く残業していなかった、という人もいます。

 

しかし、ホワイトな職場だけではありません。

毎月50〜100時間残業する部署も存在します。例えば、コロナ関連の部署。非常に多忙で、終電間際に退勤する職員もよく耳にします。

さらに、近隣の市役所から転職してきた同僚の話ですが、残業がかなりあったが残業代がでなかった経験があるようです。しかも土日出勤も当たり前で、「要領が悪くて仕事が終わらず残業するのだから、残業代出ないのは当たり前」という考えが定着していたらしいです。

....この例はブラック企業そのものですね。

また、とある省に出向した経験のある上司は、毎日終電で倒れるかと思った...という話も聞いたことがあります。恐ろし過ぎます。

 

f:id:komuinnow:20210610175257j:image

 

【休暇は取れるの?】

私の部署でいうと、繁忙期を避ければ有休休暇は必ず取得できます入庁1年目の時も20日間のうち15日間も取得していました。さらに、公務員ならではの、午前休・午後休・1時間単位の時間休の制度もあり、色々な休み方ができます(実施していない自治体もあります)。このような休み方を導入している民間企業はあまり多くなく、珍しい休み方だと思います。また、土日出勤はもちろんなく、仕事の都合上出勤したとしても、平日に代休を設定できたり、手当が出るので、そこまで苦ではありません。

 

しかし、これらの状況も部署によります。有休休暇が使えきれず切り捨て(有休休暇は合計40時間まで繰り越しできず、超えた時間は消滅します)になった経験がある上司によると、休みやすいかどうかはその部署の風土や上司によって決まるそうです。

さらに、間接的に聞いたり話ですが、とある同年代の国税専門官は、体育会系過ぎて有休休暇が取れず、入庁2〜3年目で早くも切り捨ててしまったみたいです。

f:id:komuinnow:20210610175307j:image

【まとめ】

私の体感でいうと、公務員は民間企業と比べ、ホワイトな部署がやや多いのではないでしょうか。ただし、ブラックな部署も多く実在しており、公務員と一括りにするのは難しく、民間企業とさほど差はないのではないかと思います。でもやはり、「安定している」という面ではホワイト企業と断言できますよ!

現役公務員が思う、公務員試験に合格する人の特徴とは?

f:id:komuinnow:20210610175457j:image

こんにちは。管理人です。

今回は、公務員採用試験に合格する人の特徴について、お話しします。

f:id:komuinnow:20210610175518j:image

ズバリ、公務員試験に合格する人の特徴とは、「公務員になりたいと本気で思っている」です。

とても単純なことですが、これが最も大切なことなのです。どういうことかというと、まず、公務員試験の内容を想像してみてください。

 

公務員試験ってどんな試験?↓

https://komuinnow.hatenablog.jp/entry/2021/02/17/074820

 

筆記試験に出題される科目は、数的推理・文章理解に加えて数学・物理・化学、更に憲法民法行政法ミクロ経済学マクロ経済学.....。まだまだこの他にも沢山の科目を勉強しなければなりません。なぜかというと、多種多様で幅広く人材を取り入れるだけではなく、公務員試験の勉学を乗り越えられるくらい公務員になりたいと思っている人を絞るためなのです。つまり、公務員試験の筆記試験は、「公務員でいいや」「なんとなく受けてみた」みたいな人をふるい落とし、「公務員がいい!」「公務員になりたい!」と思っている人を選抜するのを目的としています。

そのため、筆記試験は、勉強が苦手な人でもある程度勉強すれば、どんな人でも合格できるようになっています。本気で公務員になりたいと思っている人は、本気で勉強に取り組めるので、筆記試験を突破するのです。

 

公務員試験に必要な勉強時間は?↓

https://komuinnow.hatenablog.jp/entry/2021/04/27/121311

 

面接試験も同じことが言えます。面接も民間企業と同じで、この会社に入りたい(公務員になりたい)という熱意を上手く示せれば、合格できます。試験官はこの点を重視します。適当な志望の人を税金で雇う訳にはいかないので、面接で最後の見定めを行うのです。

f:id:komuinnow:20210610175530j:image

【まとめ】

このように、公務員試験に合格する人の特徴は、「公務員になりたいと本気で思っている」ことでした。公務員試験は、本気で志望している人を選抜する目的が大きい試験です。公務員になりたい!と強く思っている人は、試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

公務員採用試験合格に必要な勉強時間は?

f:id:komuinnow:20210611080704j:image

こんにちは。管理人です。

今回は、公務員になるために必要な勉強時間について、お話しします。

f:id:komuinnow:20210611080724j:image

【総勉強時間】

公務員志望者は、国家や自治体を複数受験する「併願」が主流です。併願をする場合、筆記試験を突破するのに必要な勉強時間は、「1,000時間」と言われています。

.....1,000時間!?!?と驚く人もいると思いますが、それは事実です。しかし、厳密に言うと、「1,000時間勉強すれば、筆記試験は合格できる」です。決してこの時間を勉強しないと合格できない訳ではなく、この時間を勉強したら合格できます、ということです。

実際、私は合計1,000時間丁度くらい勉強してました。しかし、私の場合、大学1年生から公務員を目指していたため、大学在学中の4年間で勉強1,000時間しました。しかも、模試の時間や講義の時間(通信で受講してました)の時間も全て含めてます。つまり、この「1,000時間」は期間の制限はなく、筆記試験の対策に講じた時間を含めても大丈夫なのです。試験を受ける前1年間で1,000時間達成するのも、3年間で1,000時間達成するのも同じことなのです。

f:id:komuinnow:20210611080809j:image

【面接対策も重要】

1,000時間の勉強をすれば、筆記試験は通過できます。しかし、それだけでは最終合格できません。次の面接試験を突破して、最終合格となります。

面接の内容は、基本的に民間企業の採用面接と同じです。「なぜ公務員なのか?」や「数ある役所の中からなぜここを選んだのか?」は必ずと言っていいほど聞かれることなので、事前に回答を準備しておいた方が良いと思います。

私の場合、面接対策は受験年の4月から始めました。自己分析や面接シートの内容を作ることと平行して、模擬面接も積極的に行いました。特に地方公務員は近年、面接試験に比重をおく傾向があり、しっかりとした対策が必要です。私の場合は、大学や講義を受けていた資格の学校を活用し、エントリーシートの添削や模擬面接を行いました。「そんな機会が無い!」と言う人は、知り合いに協力してもらっても良いと思います。実際、私も、親戚の民間企業での人事・面接官経験者の人に協力してもらいました。

面接対策に必要な時間ですが、私は面接対策の時間は測ってなく、納得するまで取り組んでいました。実は、先程説明した「1,000時間」に私は面接対策の体感時間を入れて計算していました。つまり、私の「1,000時間」とは、勉強に加えて自己分析や面接シートの作成の時間も入れてしまっています笑。公務員になるためには、公務員試験対策に費やした全ての時間で「1,000時間」達成すれば良いのです!!

f:id:komuinnow:20210611080825j:image

【まとめ】

公務員採用試験に合格するためには、1,000時間費やせば、ほぼ合格できます。その時間には、勉強、講義、模試、面接対策などのあらゆる時間を含めて大丈夫です。

最後までお読みいただきありがとうございます。内容については、筆者の主観ですので、あくまでも参考程度に留めていただければと思います。ご質問やご意見があればお答えしますのでよろしくお願いします!

公務員試験ってどんな試験?

f:id:komuinnow:20210611081305j:image

こんにちは、管理人です。

ここでは、行政事務職の公務員採用試験について、説明します。

行政技術職や技能職、警察官などの採用試験については、今後別の記事で説明します。

f:id:komuinnow:20210611081254j:image

【試験の内容】

公務員採用試験の内容は、国や地方、各自治体によって異なりますが、共通する点があります。

①筆記試験

②論文試験

③面接試験

ほとんどの試験は、主にこの3つで構成されます。では、流れに沿って説明します。

 

①筆記試験

公務員採用試験といえば、ほとんどの方が第一に筆記試験を想像すると思います。まさにその通りで、公務員になるには、筆記試験対策に多くの時間を要します。

筆記試験には、大きく分けて、教養科目専門科目の2つに分類されます。

(この記事では、試験の概要のみ説明します。各科目の詳細や対策は、後日別の記事で解説します。)

教養科目は、文章理解や数的推理、社会科学といった基本的な教養を問う科目です。

文章理解は、センター試験よりも簡単な現代文や英文のような問題です。長文を読み、内容について答える形式が主流です。

数的推理は、少し捻った小学校の算数・中学校の数学のイメージです。計算能力は小中学生レベルで大丈夫ですが、解き方のコツを習得してる必要があり、しっかりとした対策が必要です。

社会科学は、公民や現代社会のような問題です。その名の通り「社会」なので、行政や議会、選挙などに関する問いに答えるイメージです。

教養科目には他にも、数学、化学、物理、生物などを含める試験も一部ありますが、出題されたとしても、問題比率は低いです。また、時事問題をある程度入れ込むところもあるので、注意が必要です。

専門科目は、憲法民法行政法などの法律系の問題が出題されます。他にも、ミクロ経済学マクロ経済学政治学行政学社会学.....と、ボリュームがあります。他にも、裁判所職員は刑法、国税専門官統計学など、その職種特有な科目が出題範囲となる試験もあります。

憲法については、学校の授業で学んだ方も多くて取り組みやすい科目です。しかし、民法行政法、経済学など他の問題は、高校までの授業では扱わないことが多く、全く新しい知識から勉強するケースがほとんどです。

国家公務員や都道府県、政令市などは教養科目も専門科目も出題、中規模・小規模の市町村は教養科目を中心に出題する傾向があります。

しかし、これはあくまでも傾向であり、参考程度に留めてください。例外も多く、一概には言えませんので、自分が目指す官庁や自治体の採用試験を検索し、出題範囲を調べることが重要です。

筆記試験の概要は、こんな感じです。簡単に言うと、世の中にある主な学問の全部を扱っているイメージです。「いやいや、量ヤバすぎて無理!」と思う方もいますが、工夫した対策を取れば、勉強が苦手な方も大丈夫なのでご安心を。

その工夫や詳しい対策などは、今後別の記事で紹介します。

 

②論文試験

論文試験は、国家公務員や自治体によって系統が異なります。

○理想の職員像について書かせるタイプ

 特別区、中規模・小規模な市町村など

○社会の課題について書かせるタイプ

 国家公務員、都道府県、大規模な市など

○専門科目の論述回答を書かせるタイプ

 国家公務員など

あくまでも傾向なので、実際と異なる場合があります。(しかも私が受験した数年前の知識です...)また、時事問題について書かせるなど例外的な試験もあるので、注意してください。

 

③面接試験

面接試験は、民間企業の採用面接と基本は同じです。

面接は1回のみの試験もあれば、複数回面接の試験もあります。

例えば、国家一般職や特別区では、面接を突破して合格した後、希望する官庁や区に面接に行きます。また、面談と称して、面接の前や後に別の面接が設けられている試験もあります。

「なぜ国家(地方)公務員を目指したのか?」「そもそも、なぜ公務員を目指したか?」「なぜこの機関(自治体)なのか?」は、どの試験もよく聞かれます。

f:id:komuinnow:20210611081358j:image

【配点比率】

配点比率は、受験する官庁や自治体によって異なります。

例えば、国家公務員は筆記に比重を、都道府県は筆記と面接均等に、市町村は面接に比重を持たせる傾向があります。

これも受験する官庁や自治体によって大きく異なりますので、今後別の記事で説明します。

 

【まとめ】

公務員試験を受けるには、あらゆる学問を広く浅く勉強する必要があります。難しい分野もありますが、工夫すれば誰でも合格できるチャンスがあります。

公務員の採用試験の概要について解説しましたが、いかがだったでしょうか。それぞれの詳細は、今後別の記事で説明したいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!ご質問などのコメント、お待ちしております!